2015年8月26日水曜日

平成27年度NHK杯全国中学校放送コンテスト 最優秀作品「百年目の証人」

牛田中学校パソコン放送部が作成し、NHK放送コンテスト(テレビ番組部門)で最優秀賞を受賞した「百年目の証人」を見ました。今年は原爆から70年目ですので、原爆ドームも70年目を迎えます。その原爆ドームを保存するにあたっては、みんなが賛成していたわけではなかった、というのです。特に、この作品で証言された、被爆者や被爆者に身近な御家族にその思いが強かったようです。

原爆ドーム辺りで被爆された人々は一瞬で姿かたちを失い灰になったそうです。
そして、多くの人が親や子、兄弟を失いました。
原爆ドームがその象徴として保存されることに本能的に嫌悪感、憤りを感じられたのです。

原爆ドームは、被爆当時、広島県の特産物などを陳列した「産業奨励館」でした。
建設されて、今年で100年目を迎えます。現在では、核兵器の廃絶と恒久 平和の大切さを世界へ訴えるシンボルになっています。100年目を迎えて、かつて保存に否定的だった人たちの心の動きが、この作品で描かれています。
何かを考えさせられる作品でもあります。

牛田中学校ホームページ(ブログ)の【動画 Movie】 2015-08-25 08:57 up!で、
この作品を見ることができます。ぜひご覧ください。

*同窓会顧問の升田先生が出演されています。
*お詫び・・・作品のタイトルを誤って「百年目の証言」と表記していました。お詫びして、訂正いたします。

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