2014年3月25日火曜日

美越克己校長先生 生徒代表より

美越克己校長先生の退任式での生徒代表お別れの言葉


 桜のつぼみが綻び始め、春の訪れを実感するようになりました。美越克己校長先生が牛田中学校を最後に、ご退任されると聞いたとき、大変おめでたいことではありますが、生徒である僕たちは、とても寂しい思いを感じています。

 校長先生は、毎日授業を見て回られていました。僕たちのクラスに来られ写真を撮られたときには、その日の校長日記に載るかと期待し、ワクワクしました。ホームページの校長日記に、いつも僕たちのがんばっている姿を載せてくださり、校長先生の温かい目に見守られていることを感じながら、僕たちは中学校生活を送ることができました。

 朝会では、「凛」や「尊」などの漢字を大きな紙にプリントして示してくださった上で、それらの文字に込められたご自身の思いを語ってくださいました。そのおかげで、校長先生が伝えたいことが、とてもわかりやすく、印象深く僕たちの心に刻まれました。

 僕は、サッカー部に属していますが、校長先生はお忙しい中、練習を見に来てくださったり、試合に応援に来てくださったりしました。市大会の決勝では、相手チームの弱点を教えていただき、とても助かりました。残念ながら、準優勝に終わりましたが、校長先生の熱のこもった応援は、僕たちの心に焼き付けられています。次こそは、校長先生のアドバイスを生かせるチームに成長して、戦いますので、期待して観戦に来てください。

 また、校長先生の朝の挨拶も印象に残っています。校長先生の自転車での通勤途中や、正門で出会ったときなどに、校長先生はいつも笑顔で挨拶をしてくださいました。一日のはじめを、校長先生からの明るい挨拶で始められたことは、僕たち生徒の幸せであったと、今、しみじみと感じます。

 美越校長先生はいつでも生徒に声をかけてくれる優しい校長先生でした。ご退任されても、お体に気をつけてください。今まで本当にありがとうございました。

 生徒代表 木村 知哉

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